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どんな災害でも、ひとりのときに襲われたら心細いし、パニックになってとんでもない行動をしそうです(!)


3.11以降“つながり”の意識が強くなりましたけど、普段から意識して“つながり”をつくっていますか?


最近は災害時に、「自助」「近助」の両方ががとても大切、と言われています。まずは自分の身を守ること。それから隣近所で助け合うこと。そのためにはご近所とのつながりを日頃から意識して築くようにしたいですね。


特にシニア女性でひとり暮らしの人は不安なことが多くなります。
そんなシニア世代にための防災をお伝えします。

シニア女性のための防災グッズ

枕元にセットしておくもの

もし、深夜に大地震が起こったら、ということを考えて、すぐ必要なものをいつも枕元に置いておくことを習慣にしましょう。


薬やメガネ、携帯など、自分に必要なもの(普段毎日使うもの)を枕元に並べておきます。毎日同じようにセットして、朝になったら(無事だったら)いつも使う場所に戻します。毎日セットし直すということですね。

外出のときにも持ち歩きたいもの
健康保険などのコピー
簡易栄養食
ウィットティッシュ
マスク
飲料水
ホイッスル
常備薬
お金
避難所に行くときに持ち出すもの
飲料水
メガネ
歯磨きセット・入れ歯(洗浄剤も)
ティッシュとウェットティッシュ
紙パンツ(リハパン)
ビニール袋
使い捨てカイロ
簡易レインコート
懐中電灯
ラジオ
下着・服
栄養補助ゼリーやドリンク
粉末のスポーツドリンク



そして、避難生活が始まると、以上のほかに、

10日分くらいの食料(お米、パン、缶詰、乾物など)
さらに飲料水(1日3ℓ)
粉末のスポーツドリンク
キッチン用ラップ
アルミホイル
トイレットペーパー
簡易トイレ
消臭スプレー
ドライシャンプー
軍手
水用ポリタンク
懐中電灯・ランタン
電池
カセットコンロ・ガスボンベ
マッチ・ライター
衣類

女性の視点で作った防災手帳シニア版とは?

「女性目線の防災」が活発です。
川崎市の男女共同参画センターでは、「女性の視点でつくるかわさき防災プロジェクト」を立ち上げて、コンパクトな防災手帳を作っています。その中の「防災手帳シニア版」を見ると、防災グッズの中でもシニア世代ならではのものもあります。


例えば、メガネ(老眼鏡)、いつも服用している薬、お薬手帳、入れ歯・洗浄剤など。


それから、粉末のスポーツドリンクや青汁、栄養補助ゼリーもリストに入れています。尿取りパッドなども普段は使わない人でも用意しておくと安心です。


避難用のコーディネイトをクローゼットに用意しておくことも勧めています。着なくなった服をハンガーにまとめておき、ポケットには必要なものを詰めこんでおくというアイデアです。


「枕元防災セット」もこのプロジェクトの方のお勧めです。
風呂敷に自分がいつも使っていて必要なものを並べておく。
いざ!というときは、それをまとめて飛び出す、というわけです。

自宅で避難する場合は?

自宅が無事で自宅で避難することができる場合でも、できるだけ毎日避難所に行って情報を得るようにします。その他の情報はラジオなどを使って集めます。


食事は健康面に表れるので、非常時でもできるだけバランスのとれた非常食を考えます。女性に必要なビタミンやカルシウムなどを摂るために粉末の青汁やサプリメントなども用意しておくと便利です。


水分はしっかり摂りましょう。水分補給が十分でないと便秘になりやすくなります。脱水症の心配もありますね。


できたら1日1回は温かい食事を摂るようにします。温かいものを体に入れるということは、リラックスできるという精神面での効果もありますね。


避難所と家の往復だけでなく、知り合いのご近所さんと連絡を取り合ってみます。そういうご近所さんと普段からお付き合いをしておくのも防災の1つですね。

避難所での避難生活

突然同じ空間での団体生活をするわけですから、ストレスもあると思います。そんな中でも食事や水分、睡眠をできるだけとるように努めましょう。


同じ姿勢だと血流が悪くなるので、避難所周辺を歩くなど、体を動かすようにします。狭い場所でもできるストレッチなどもいいですね。


大勢の人が使うトイレだからとトイレを我慢しないこと。我慢すると膀胱炎になる可能性も。


夜間、トイレに行くときは誰かに付き添ってもらい、ひとりでは行かないようにします。同じように、暗くなってから自宅に戻ったりしないように。荷物を取りに行くのは昼間の時間帯にします。

最後に

高齢の人だけでなく、ひとり暮らしの人は地域とのつながりを築いていおくことをお勧めします。


自治体で防災訓練があるときは積極的に参加したり、できたら普段から何かのサークルなどに参加しておくといいですね。情報も入って来やすいです。