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巨大地震がやってきて被災した後、
もし命があったら生き延びなければなりませんよね。


水や食べ物がないのももちろん大変だけれど、個人的に一番心配なことは“トイレ対策”なんですね。


地震にはどこで遭遇するかわかりません。そんな時のための簡易トレイや身近なものを利用した超お手軽簡易トイレをご紹介します。

簡易トイレの種類と使い方

地震などの災害時には、ほとんど一時期は断水します。
トイレも使用後に水を流せない状態がしばらく続く可能性があります。配管が壊れてしまって流せないこともあるかもしれません。


避難所の仮設トイレもすぐ設営できるわけではないので、数日、あるいは数週間、トイレが使えない可能性があるわけです。


そうなったときのトイレ対策はどうしたらいいのでしょう。


まずは、「簡易トイレ」。これは一人ひとりで必ず用意しておきたいものです。
ここでは簡易トイレの種類と使い方を説明します。

シートタイプ

・汚物袋(ビニール袋):便座カバーの外側にセットする
・給水シート

どの種類にも汚物袋としてポリ袋がついています。
その汚物袋を便座の外側にセットして使います。便器には下の方に水があるので、濡れないように便座にセットするときテープ止めをするといいかもしれません。

タブレットタイプ

・汚物用ビニール袋
・凝固用タブレット

タブレットを入れてから排泄します。大体1分くらいで固まります。

吸水パックタイプ

・吸水シート付きビニール袋

このタイプはすでに便座に装着するビニール袋の底の部分に、大きめの給水シートが張り付けてあります。一体型なので処理がスムーズですね。

粉末型凝固剤

・処理用ビニール袋
・粉末型凝固剤

同じように便座に袋をセットし、排泄後に凝固剤を振り入れます。30秒ほどで固まります。

簡易トイレ以外のトイレ対策

・介護用オムツ
非常時用なら大人用のオムツも利用できます。リハビリパンツなどのパンツタイプのオムツですね。


段ボールが2.3個あれば簡易トイレをつくれます。先にビニール袋をかぶせて中にくしゃくしゃにした新聞紙をたくさん敷きつめ、使用後は、あれば消臭剤を吹き付けておいて袋の口を固く縛っておしまい。


オムツの構造は似ているので、犬用のオシッコシートも利用できます。ただし大人の尿量には対応しきれないので、簡易トイレの下に敷く吸収材として使うことをお勧めします。介護用のオムツの中に敷くパッドも同じように利用できます。


・レジ袋と携帯ティッシュ
これを使うのは最悪のケースかもしれません。もしかしたらエレベータの中に閉じ込められたときとか、移動時の街なかとか。


レジ袋の中にティッシュを入れて用を足します。究極のトイレですね。


小さく折りたたんだレジ袋と携帯ティッシュをいくつか持ち歩くという心がけも、これからは必要になるかもしれません。それと女性の場合は大判の風呂敷とかスカーフがあると身を隠せます。

最後に

最初の記事を“トイレ”に関することにしたのは、これが実際は切実な問題だと思うからです。


阪神のときも、東日本のときも、今回の熊本も、ライフラインや食料のことは詳細に報道しますが、トイレの問題にはほとんど具体的に触れません。被災者もあまり語りたがりません。


阪神淡路の震災のとき、テレビのニュースでマイクを向けられて、避難先の小学校かどこかで仮設のトイレを掃除している小学生の男の子のことを語りながら泣き出してしまった男性がいました。


トイレの状態があまりにひどいのに、それを一生懸命掃除しようとしている男子生徒のことを話しているうちに嗚咽してしまったのです。


トイレの問題は衛生面のこともあるので実はとても大きな問題です。
トイレに関することはこれからも書いていくつもりです。