img_20161121_150521
本所防災館の模型


本所防災館で2度目の災害模擬体験をしてきました。
前回は、地震体験のとき震度7はお決まりの震度だったのですが(震度は選べなかった)、今回は子供が多かったということもあり、震度自体が選べるようになっていました。


でも、我らがグループは全員オトナだったので、震度7を再度体験することができました!

4つの災害模擬体験とは


本所防災館では防災体験ツアーがあり、4つの体験をすることができます。

震度7を体験

img_20161121_134135
ここで震度7を体験します


今回は子供が多い時間帯だったせいか、震度を選ぶことができました。
前回来たときは、震度は7と決まっていて、同じ震度7の中で「東日本大震災型」「阪神淡路」の直下型かを選ぶことができたのですが、確かにこのときは子供は一人もいなかったと記憶しています。


私たちのグループのあとに参加した最後のグループは全員会社員風の男性ばかりで、震度7を「阪神淡路」を体験した後、インストラクターの要望(!?)で、引き続き「東日本」の体験をしていました。


時間的には、「直下型」は20秒くらいで終わったのに、「東日本型」はまるまる1分間揺れは止まりませんでした。そのとき、インストラクターは、実際の東日本大震災のときは、揺れは3分続きましたと説明してくれましたね。


1分の揺れを見学している私たちでさえ、これは長いと思ったくらいなのに、これが3分も続いたらどんな気持ちになるのかしらと、あの当時、震度5強で二日間胃の痛みを感じていた私は思ったものでした。

消火器による消火体験

最初に消火器の使い方の説明があり、そのあと何人かのグループに分かれて同時に消火を始めます。


スクリーンに部屋が映し出され、次第に広がる炎に向かって消火器で消火していきます。
実際中身は水だということなのですが、スクリーンに向かって放射するときはリアルに消化剤のつもりでした。


防災館の消火器は重さが6キロとのことでしたが、実際の消火器の重さあは7キロくらいあるとのこと。


これはかなり重いのでこの重さを実際に体感しておくことは大切だと感じました。
そして、必ず“火元”を消すこと。
燃え広がりつつあるカーテンではなく、火元のストーブを消す、ということでした。


この消火体験は、的確なところに消化剤を当てなければスクリーン上の部屋に炎がどんどん燃え広がってしまうのです。なので、結構力が入りました。そうそう、消火器を運び込む前に、「火事だー!!」と大声を出さなければいけません。このときのインストラクターの声がびっくりするほど大きいんです!決して家では練習しないように。(消防車が来ちゃいます!)

暴風雨体験

img_20161121_143903


今回は、風速20mの風と雨の体験をしました。
レインコートと長靴は貸してくれます。でも、雨の量が半端ではないので、首筋から水がないらないようにフェイスタオルを首に巻いて戦闘体勢。それでも、手首の締めが甘かったようで、終わったときTシャツの袖口がぐっしょり濡れてしまいました。


雨と風は別々に体験します。このコーナーは来年からリーニューアルされるそうで、しばらくお休みになるようですよ。

充満する煙からの避難

img_20161121_145831
モニターでは見えますが実際は真っ暗闇(左)


煙が充満する部屋からどう避難するか。
煙は上に行くので、なるべく中腰で下の方を壁伝いに歩くように言われました。そのとき手は自分の体より先に出して壁を伝うようにすること。


非常口や非常灯などの確認の仕方も、普段見慣れているのに改めて説明されるととても納得なポイントでした。


非常灯のデザインは日本人がデザインしたものが世界的に使われているということも今回初めて知りました。すごい!

応急手当

初回の体験コースのときは、暴風雨体験ではなく「応急処置」の方を選択しました。こちらは、AEDの使い方と胸骨圧迫のやり方を人形を使って実践します。


知識のない時は、あんなに強く胸を押したらろっ骨が折れてしまうだろうに、などと考えていたものですが、胸骨はかなり厚みのあるしっかりした骨。手を開いて面積を大きくして圧迫しない限り肋骨の折れる心配はなさそうです。


胸骨圧迫をするときは、手の付け根のみ使うようにとのことでした。


ただ、「応急手当」と「暴風雨」は選択制になっています。
つまり、「地震」「消火器による消化体験」「充満する煙からの避難」は基本となる体験で、これら3つの体験プラス「暴風雨」か「応急処置」のどちらかを選ぶということです。


そして、実際に体験に入る前に、防災シアターで地震をテーマにした映像を見てから、それぞれ小グループに分かれて体験を開始します。

防災体験のおススメ!

以前から、興味本位というだけではなく、震度7というものを疑似体験したいと思っていました。頭の中で想像するだけでなく実際に体感することで、この揺れではとても玄関のドアを開けに行くことなんでできない、ということが理屈ではなく体で分かるからです。


どのインストラクターも、激震に襲われたら、まず自分の体を守ること、ケガをしないようにすること、と言っていました。


この本所防災館の防災体験ツアーは、1時間50分の基本コースと、1時間10分ほどのショートコースがあります。ショートコースの体験は2つだけ。どちらも最初の防災シアターの映像は含まれます。



個人と団体で申し込み方法に違いがありますので、こちらでご確認ください。
http://www.tfd.metro.tokyo.jp/hp-hjbskan/honjo-riyou.htm


こちらが予約状況になります。
http://www.tfd.metro.tokyo.jp/hp-hjbskan/HPyoyaku

最後に

同じような体験ができるところがあと2つあります。

立川防災館
http://www.tfd.metro.tokyo.jp/hp-ttbskan/index.html


池袋防災館
http://www.tfd.metro.tokyo.jp/hp-ikbskan/index.html

一度はこういったところで、災害の模擬体験をすることをお勧めします。
体と心にどういう変化があるか、自分で試してみることでいくつもの何か発見できるかもしれません。